お酒よりもウィルス

肝臓がんや肝硬変など肝臓の病気はありますが、肝臓と聞くとすぐにお酒のせいと考えてしまいがちですが、意外にも実際には肝臓の病気の原因がお酒(アルコール)であることは稀で す。その原因のほとんどがウィルスによるものなのだそうです。確かに欧米ではお酒が原因で肝臓の病気になる人は決して少なく無いみたいですが日本では少ないそうなのです。

かなり昔のデーターになりますが肝硬変の原因でアルコールとウィルスの割合に関するデータがあります。ウィルスはC型肝炎ウィルスとB型肝炎ウィルスです。一番多いのがC型肝炎ウィルスで約45%もあり、B型肝炎と合わせると実に53%です。ウィルスにプラスしてアルコールが原因の場合は20%、アルコールのみが原因はたったの12%です。

お酒の量、うんぬんよりもウィルスに感染してしまうかどうかのほうが大きいのです。酒飲みの私たちは少しうれしい話ではないでしょうか?ただし、アルコールがまったく関係ないと 言えば嘘になります。


肝硬変の原因の割合

割合が少なくても

肝硬変に限ってはウィルスが多分に影響し、アルコールが原因でなる可能性は低い事が分かり酒好きのあなたも少しホットしたのではないでしょうか?同じ肝臓の病気、肝臓がんに関しても同じことが言えます。

ただし、ここで見落としてはいけないのはアルコールをどれだけ飲んでいるか?という問題です。あくまでも適量に飲んでいる人はこのデータを多少鵜呑みにしてもいいかもしれませんが、少し飲みすぎてしまっているという人はぬか喜びかもしれないのです。

毎日、大量のお酒を飲むと高い確率で肝臓になんらかの障害が出ることは動物実験でも確認されています。また、15年以上大量にお酒を摂取している人の肝臓が正常だったのは100人に4人しかいなかったというデータもあります。大量のお酒を毎日飲んで肝臓が正常であり続けるのは奇跡に近いのです。お酒を飲む、飲まないではなく、お酒の量をしっかりと抑えることが重要です。


しじみ習慣で肝臓を労わろう